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2011-01-02

赤蛙 島木健作 新潮文庫

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2011年あけましおめでとうございます。新年早々に風邪を引いて療養中です。
昨年は100冊の読書目標が達成できず、中途半端な76冊で終わってしまいました。
今年は、その倍の152冊を目標とさせていただきます。
フォトリーディングを活用して、達成にむけて励んでみます。

さて、今年の第1冊目の本を読みました。
タイトルは「赤蛙」。

流れのある川の片岸から向こう岸へ渡ろうと挑戦し続けて、最後は川に沈む蛙の話です。
この蛙の話、ただ単なる自然観察のような話なのですが、この光景を見ていた著者は大きな感動を覚えています。

赤蛙は、何度もその川のその岸から、向こう岸まで泳いで渡ろうとして、何度も失敗します。
失敗しても、失敗しても、同じルートをたどろうとするのです。他にもっと簡単な道があるのに。
それを気づかそうと、著者は蛙が通ろうとしている道に小石を投げたりして、蛙を驚かせても、頑なにその同じ道を通ろうとするのです。
まるで、他の道も知っているのに、厳しい急流のあるその道を通らなければ意味を成さないかのように。
たかが蛙という小動物なのに、その行動に強い意志と強い目的を感じざるを得ないのです。

著者は、赤蛙のこの行動を見て、そこに「生きる」という本能以外のものを感じます。
命がけの目的意志。いろんな表情。それは人間などの高等動物が見せるそれと同じです。
この赤蛙から、著者は大変な勇気をもらったようです。

残念ながら、風邪を引いている私には著者のような感受性は無かったようです。
この本を読んで著者ほど大きな感動はありませんでした。
しかし、1つ再確認したことがあります。
それは、「生きる」だけが人生ではない。それ以外の「生き甲斐」といったようなものが欠かせないのではないか。
「生き甲斐」とは、人生を掛けて達成すべき目的意志である。
この赤蛙もそれを持っていて、そのために死ぬことが出来たのだから、
赤蛙よりも脳が進化している人間は、もっと、「生き甲斐」を達成するために死ぬことは容易いはずだ。

つまり、本当に死ぬ気になれば何でもできるでしょう。
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ねくぷり

Author:ねくぷり
世界を舞台に面白いことができないか考えながら生きている自由人です。
趣味で読書を始めたのですが、読んだ内容を忘れてしまいそうなので、ネットにメモしています。
メモ帳代わりなので、読みづらい点などありますが、ご了承ください。

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