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2012-09-16

円はなぜ強いのか 榊原英資 東洋経済新報社



メディアを見ていても、世間を見ていても、最近の日本の低迷ぶりはどうしようもないと思いがちです。

この本を読んで見方が180度変わりました。


日本は、世界一豊かで、平和で、住みやすい国なのです。

そういう日本に、われわれはもう少し誇りを持ってもいいのではないでしょうか?

政治家は、いつも改革、改革と唱え。国民やメディアは、改革を常に期待する。

でも、現状にもう少し満足しても良いのでは?

かといって、競争を止めて、「心の豊かさ」という実態の伴わないいい加減な言葉に惑わされるわけには行きませんが。



歴史から学び、理論から未来を予測する。

この本、面白くて貪り読んでしまいました。


特に、将来の個人平均のGDPが、韓国が日本の1.3倍程度まで成長することなんて、予想もできませんでした。

私も韓国人に対してはライバル心が多少あるため、ちょっとショックを受けました。


過去を振り返ると、日本の江戸時代の文化・経済・社会が世界でも有数の先進文化だったという事実。

これには驚かされました。日本は明治維新のときに「文明開化」というほど、西洋に遅れを取っていたから、追いつこうと必死になったといわれていました。

私もそれを信じていました。

でも実際にはそんな事実はなく、遅れていたの軍事力だったという話です。


今、メディアでも江戸時代の生活が見直されていますが、私も江戸時代ファンになりそうです。


でも、低レベルなマスメディア、選挙のことで頭がいっぱいな低次元の政治家達、こういった人々の話ばかり聞いていると、だんだんと知らぬ間に洗脳されていくのかもしれません。

もっと広く、そして真実を見極める"目"を持つためにはも、いろんな著者の本を読まねばと思わせる本でした。


以下、メモです。

○本
 「西洋の没落」
 1918年
 オスヴァルト・シュペングラー

 「チャイナ・アズ・ナンバーワン」
 関志雄
 http://www.rieti.go.jp/users/kan-si-yu/index.html
 2009年
 東洋経済新報社

○ヨーロッパ危機で西洋の没落が始まった
 ギリシャは緊縮財政を強化し、民間債務を70%以上削減する目標
 イギリスがユーロ圏参加に消極的なのも、財政主権を制約されることがプラスにならないとの判断
 国家破綻、負債を全額背負う必要はなくなる。ギリシャ国民にとってはベター
 PPP、購買力平価を考慮するとインドのGDPは日本以上

○リオリエント
 一人当たりのGDPは日本はナンバー6。2050年にはロシア、ブラジル、韓国にも向かれる。
 
○為替レートから読むグローバル経済
 東アジアでは市場主導、企業主導の市場統合が進んで少なくとも貿易構造と直接投資から見ると、その統合のレベルはNAFTAやEUに比べても遜色ないもの。

○日本経済に起きている構造変化
 「1940年体制」と呼んだ「戦時経済」は、戦後長きにわたって、日本経済の基本的フレームワークとして定着していった。(中央集権的財政システム、社会保障制度、自作農中心の農業生産)

○自虐的な日本悲観論
 もう4,5%の成長は望めないが、成熟社会としての日本は極めて先進的で世界のトップを走っている。
 悲観論を脱して客観的に見れば、日本は極めて豊かな住みやすい国なのでは。
 江戸時代の農村、村落は飢饉などの天災にあった時期はともかく、大変豊かでもあった。
 渡辺京二「逝きし世の面影」
 庶民が豊かなばかりでなく、富が権力者に集中せず、経済や日常生活という点ではかなり平等な社会だった。
 明治維新とは鎖国から開国への転換、そして「平和国家」から軍事国家への変身。


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Author:ねくぷり
世界を舞台に面白いことができないか考えながら生きている自由人です。
趣味で読書を始めたのですが、読んだ内容を忘れてしまいそうなので、ネットにメモしています。
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